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由乃×祐麒シリーズ第八弾。
やがて形を変えていく、二人の関係。止まらない、止まっていられない恋愛模様。
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*!* 注意 *!*
『マリみてで男女のカップリングなんて許せない!』
という方は閲覧をご遠慮下さい。
閲覧は全て自己責任とし、それにより何らかの不具合や損害、
精神的被害があったとしても、当方は一切の責任を負わないものとします。
上記の注意書きを無視して閲覧した際の苦情・文句などは一切受け付けません。
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レスにネタバレが含まれる恐れのあるコメントには返信致しません。 ご了承下さい。
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第一話 | |
| 「再来週、かな」
長いよ、と由乃は小さく言った。祐麒もその通りだと思った。
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第二話 | |
| 「そっか。よしよし」
間が空いたのは、そう言うのが恥ずかしかったからじゃなくて、正直に話すという選択肢を捨てるのに時間がかかったから。
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第三話 | |
| 「終点、M駅です。お忘れ物の無いように――」
何かに憑り付かれたように淡々と運転手が言って、祐麒も人の流れに乗ってバスを降りた。
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第四話 | |
| 「祐巳さん」
振り返れば、山口真美さんが何やらむず痒そうな表情で立っていた。
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第五話 | |
| 「電話、久しぶりなんじゃない?」
「……ほっとけよ」
ぶっきらぼうに言ってから、保留のボタンを押して受話器を耳に押し付けた。
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第六話 | |
| 「え? ああ、これ」
自分でも分かっていたのか、祐麒は空いている方の目の下をなぞると、力なく笑う。
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第七話 | |
| 「前、こんなことがあったんだ」
うん、と真剣に応える由乃さんを前に、祐巳は「慎重にしゃべらなきゃな」なんて緊張感を覚えた。
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第八話 | |
| 「あら、呆れられるようなことした自覚、あるんだ」
由乃が突付くようにそう言うと、祐麒は苦く笑った。表情は複雑で、何がいいたいのかまでは分からない。
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第九話 | |
| 「どうして、そう言うことになるのよ」
湧いて出てきた感情は、間違いなく怒りだった。
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