第四話:『杏仁ティー』


さてさて、お次は杏仁ティーです。
これも杏仁霜の袋に料理例として載っていました。
これがマズかったらダメですよね。




一丁上がり。



杏仁汁と同じく、杏仁霜を溶かすだけ。
溶け残らないようによーくかき混ぜ、いざ飲まん。

味は……薄い。
そりゃもう薄い。
分量を間違えたかも知れないと思ったけど、今更確かめる術などない。

仄かに甘く、そして杏仁の香りが鼻腔をくすぐる飲み物だ。
そしてどことなくお茶っぽい感じがする。
ならばお茶に入れるものは決まっている。




梅干さん、ダイブです。



これぞ『杏仁梅茶』
BGMはRAMONESのSOMEBODY PUT SOMETHING IN MY DRINKでいきましょう。
グリグリと梅干をすり潰しながら飲むと、梅度が上がっていきます。
口に含んだ瞬間は杏仁の風味が駆け、味は殆ど梅の味だけ。
そして飲み終わったあとはやはり杏仁の風味に満たされます。
梅干と杏仁がつばぜり合いしている感じですね。




残されたのは種だけさ。



▼総評
『杏仁ティー』
可も無く不可も無く、微妙な飲み物。
ちゃんと分量を考えて作ればおいしいと思う。

評価  :★★★★☆☆☆☆☆☆
杏仁度:★★★★★★☆☆☆☆


『杏仁梅茶』
多分こっちの方が味はいいけど、なんか梅と杏仁が暴れ回ってる感じがします。
バランスが悪いので、こっちの評価の方が低めという事で。

評価  :★★☆☆☆☆☆☆☆☆
杏仁度:★★☆☆☆☆☆☆☆☆


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