<あとがき>
-手をのばして-
 
 

 
 
 Hey,Yo. 激しくごきげんよう。
 この度はご愛読ありがとうございました。
 今回よりあとがきなんか書いてみたいと思います。
 今までも作品にもあとがきを書いたりしてみたんで、興味があったら読んで下さいまし。
 
 さて、今作は初めての可南子SS。そして始めての本格シリアスであります。着想から完成まで約二週間という、結構難産気味なお話でした。
 いや、でもテキスト量にすると60KB超なので、意外と自分にしては早かったのかも?
 とにかく結構苦労した作品です。この時可南子は何を考えてこうしたんだろう? とかなり悩みました。
 これで正解かどうなのかは分かりませんが、とにかく全力投球、一筆入魂の作品です。
 まあ、これはいつも心がけている事なんですけどね。
 
 そしてここで突如として各話の解説……ではなく、各話のタイトルの解説をします。
 各話の解説なんてしたって、ここまで読んでくれている方には必要のない事ですから。
 
 まず第一話、『Light whose future』。
 これを和訳エンジンにかけてみた所、「光、……誰の将来」と出ました。
 まあ、これはそのまんまでOKでしょう。
 
 次に第二話、『distortion my affection』。
 これは「歪み、私の愛情」と出ました。
 正しく訳するなら「歪んだ私の情愛」です。話そのまんま。
 
 最後に第三話、『Courage to love somebody』。
 和訳すると「誰かを愛する勇気」です。
 これをタイトルにした理由は別にありまして、この話を思い着く以前にPRIDE OF LIONSというバンドのTHE DESTINY STONEというアルバムを買ったんです。
 そのアルバムの一曲目のタイトルが『THE COURAGE TO LOVE SOMEBODY』。このアルバム、名盤中の名盤どころか、名盤中の名盤中の名盤と言っていいぐらい素晴らしいアルバムなのですが、特に心を掴んで放さないのがこの曲。
 ポップでキャッチーな80年代ロックなのですが、この曲が本編と重なるんですよ。
 
 サビを和訳すると、
『誰かを愛する勇気。
 予想を超える力。そして傷心を負う危険。
 誰かを愛する勇気。
 紆余曲折を受け入れる精神。
 絶好調の時も、最低の時も――飛ぶ事を学ぶ事。
 みんなのこの場所で、いい事は起こるさ。
 誰かを愛する勇気があれば』
 ――と、結構この話の答え的な内容でして、タイトルに使ってしまいましたよ、ええ。
 
 えー、長々とあとがきを書いて何が言いたかったのかと言うと、PRIDE OF LIONSのTHE DESTINY STONEは最高なので聴くべし! って事です多分。
 ここまでのお付き合いをありがとうございました。
 次はギャグかほのぼのでいきたいと思います。
 
 

 
 
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